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毛細血管は減ってしまうことがある

血管が減っていくと聞くと、「そんなことってあるの?」と思う方がほとんどだと思います。しかし、実際に毛細血管は消滅しやすいという傾向があり、老化や糖尿病による血管細胞の傷害などによって簡単に消滅してしまいます。血管が消滅するといっても、血管自体がなくなるのではなく、血管はあるけど血液が流れていないという状態になります。その状態を「ゴースト血管」と呼ぶこともあります。
  


 

毛細血管が減ってしまう原因

それは「血流の悪化」です。先ほど説明した通り、毛細血管は存在するのですが、その中を血液が通っていない状態となってしまっているのが毛細血管減少の理由です。なぜ、血液が毛細血管に流れ込まなくなってしまうのかというと、血液の流動性が低下していることや、毛細血管の硬化や細胞の機能低下が進んでしまっていることなどが原因です。高血糖や脂質の多い食事、喫煙、ストレス、運動不足などが原因となり、血液の質の悪化や血管壁の硬化が進んでしまうと、毛細血管への血流が滞ってしまいゴースト血管が増えてしまいます。

 

毛細血管が減ってしまうとどうなるのか

毛細血管を人間の生活環境に例えると「道路」になります。道路が網の目のように張り巡らされていることによって、生活に必要な食べ物や電気、水道などが配給され、ゴミなどを排出することができるので健全な生活を送ることができますが、道路がなくなってしまうと全てが遮断されてしまうので道路周辺の家は壊滅的な被害を受けてしまいます。同じように、毛細血管がなくなってしまうと、その周辺の細胞は栄養の供給及び老廃物の回収が行われにくくなってしまうので、細胞の老化、免疫低下によるガン細胞の発生、筋肉の機能低下、細胞壊死など様々な悪影響が及びます。この悪影響により肥満や顔色の悪化、髪質の悪化、内臓全般の機能低下、薬が効きにくくなる、認知症になりやすい、老化の促進、体が硬くなる、冷え性、視力低下、神経鈍麻などの症状が出やすくなります。

 

毛細血管減少による老化の促進

血液が流れていない毛細血管が多くなってしまうと、先ほど申し上げた通り細胞への栄養供給及び老廃物の回収がスムーズに行われなくなります。そうなると、栄養を取りこめなくなる細胞は弱体化及び線維化が進み、老廃物が停滞している細胞は細胞の破壊が進みます。これらは全て老化を促進させてしまう原因となり、毛細血管が減少していれば減少しているほどに老化が進んでしまいます。

 

毛細血管を増やすにはどうしたらいいのか≫

毛細血管を増やすには毛細血管への血流を促すということが大事になります。毛細血管は血液が流れ込むことによって健康が維持されています。血液の流れ込みが少なくなると、毛細血管自体への栄養の供給が遮断されてしまうので、血管自体が弱くなりゴースト血管への変化してしまいます。毛細血管への血流を維持するためには、血管の柔軟性を保つことが重要になります。血管の柔軟性を維持するのに有効なのが「ストレッチ」です。ストレッチを行うと一酸化窒素という血管を柔軟にする物質が血管に放出され、血管の柔軟性及び正常な血管の拡張が維持されるようになります。1日30分程度ストレッチを行うようにすると毛細血管が常にいい状態に維持されるようになります。その他、脂質や糖質を摂りすぎないようにすることや、食べ過ぎ、ストレス過多、運動不足を改善することなどを心掛けると共に、バランスの良い食生活と規則正しい生活習慣の確立を意識して生活していくということも併せて行うようにします。