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白目が赤くなるのはなぜ?

白目が赤くなる原因としてあるのが白目の部分に無数に通っている毛細血管が拡張、又は毛細血管から出血していることが原因です。
 
白目の部分に網の目のように無数の血管が浮き出ている場合には毛細血管の拡張が原因で、全体的に真っ赤になっている場合には毛細血管からの出血が原因になります。

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白目の充血及を引き起こす主な原因

①ドライアイ・疲れ目

スマホやパソコン、テレビ画面などを長時間見ているとマバタキ回数の減少やブルーライトの刺激などによって目の表面が乾燥します。目の表面が乾燥してしまうと、目の表面に摩擦刺激が生じやすくなるので、角膜部分の血管が拡張して充血を引き起こします。疲れ目も同様であり、目が疲れているが故に潤いが低下して摩擦刺激が生じやすくなるのが原因です。

②ストレス

ストレスがあると全身の血管が収縮しやすくなることや、神経が高ぶって頭部に血液が集まりやすくなること、血流障害が生じやすくなることなどにより充血が引き起こされやすくなります。特に血流障害による血管の毛細血管音拡張が原因になります。

③血流障害

糖尿病や高血圧、脂質異常症などによって血流障害が生じると、末端の血管に酸素や栄養がうまく届かなくなります。そうなると末端の細胞は栄養不足に陥ってしまい、血管を拡張させて栄養や酸素を取り込もうとするので、血流障害があると白目が充血しやすくなります。

④外的な刺激

紫外線や病原菌、コンタクトレンズ、ゴミが入る、アレルギー物質の進入などにより、角膜が直接刺激されることにより、神経が興奮し、その興奮によって血管が拡張するので角膜の充血が引き起こされます。

⑤病気

角膜、結膜腐食、角膜真菌症、角膜潰瘍、視神経炎、ブドウ膜炎、はやり目、アレルギーなどは角膜に充血を引き起こします。

 

充血によって血管が切れることがある

角膜が充血すると、血管がパンパンに膨らんでいる状態なので血管が切れてしまうことがあります。血管が切れてしまうと白目の部分が真っ赤に染まります。
 
充血はしても血管が切れるというケースはそれほど多くありません。病気や外からの刺激が原因じゃないにもかかわらず血管が切れてしまうのは、血流障害や血管の硬化が原因になります。
 
血流障害があると血流が遮断されやすくなり、遮断されてしまうと行き場を失った血液が血管を膨張させ破裂を招きます。血管の硬化があるとちょっとした刺激や血管の圧力上昇によって血管が切れてしまうので出血しやすくなります。

 

目の血管を守るには

短期間のうちに何度も結膜下出血が生じているという場合には、目の血管に何らかの障害が引き起こされている可能性があるので注意が必要です。考えられるのが全身的な血流障害及び血管の硬化、血管の炎症です。
 
これらがあると毛細血管への圧力が増すことや、血管が破れやすくなる原因になるので、結膜下出血を起こしやすくなります。全身的な血流をよくするには運動やストレッチを定期的に行うことや、脂質や塩分、糖質の多い食事を避けることが大事になります。
 
血管の硬化や炎症はストレスや脂質の摂りすぎ、睡眠不足、疲労、運動不足などによって引き起こされるので、これらを改善しつつ、抗酸化作用のある食べ物を適度に摂取するようにします。
 
特にストレスや疲労は大きなリスクになるので、夕方以降はしっかり体や目を休めるという生活習慣を確立させるということが大事になります。また、肥満や高血糖もリスクとなるので、こちらも併せて改善するようにします。