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毛細血管拡張症とは

毛細血管拡張症とは、皮膚表面に毛細血管が浮き出してしまい、皮膚の一部又は広範囲に渡って赤くなるという症状をいいます。また、全体的にではなく、クモの巣のように一部の血管だけが赤く浮き上がるという症状の時もあります。出やすい場所としては頬、鼻の頭及び周辺、背中、腕などがあります。外見だけが問題の場合には特に本人が嫌でなければ改善する必要はありませんが、多くの場合、毛細血管血流の悪化によって引き起こされていることが多いので、全身の血流を改善する必要性があります。

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毛細血管拡張症の改善に有効なレーザー治療とは

毛細血管拡張症の最新治療としてあるのがレーザー治療です。主に、拡張している部分の血流やコラーゲンの生成を促すという方法や、浮き出ている毛細血管の色素を取り除く方法、皮膚表面に浮き出てしまった毛細血管を全体的に焼くなどの方法があります。特に顔などに毛細血管が浮き出してしまうと、本人にとってかなりのストレスになることから、レーザーにて改善するという方が多くなっています。

 

レーザー治療の料金

★顔全体に当てるレーザー治療:弱いレーザーを顏全体に照射するという治療法です。顏表面のコラーゲンを活性化して血流を改善する効果や、皮膚表面に浮き出た血管を加熱して焼くという効果があります。
 
料金の方は保険適応での支払いが大体「顔全体」で2万円前後になります。症状によって異なりますが、症状が改善されるまで数回の照射が必要になります。
★ピンポイントに当てるレーザー:強いレーザーを浮き出ている毛細血管に直接照射して単純性血管腫・苺状血管腫・毛細血管拡張症の改善などに用います。主に拡張した血管を収縮させるという効果があります。
 
費用の方は10平方センチ以内で7000円前後、50平方センチ以内で12000円前後、100平方センチ以内で20000円前後、180平方センチ以上だと30000円以上になります。約4か月に1度の照射で症状が改善されるまで続けます。

 

毛細血管拡張症のレーザー治療は痛い?

顔全体に当てる弱いレーザー治療の場合はほぼ痛みはありませんが、ピンポイントで強いレーザーを当てる場合には結構な痛さです。
 
範囲が狭い場合には痛くても数回の照射で終わるので我慢できそうですが、広範囲に渡る場合には照射の回数が多くなりますので、痛さを感じる回数も増えるのでそれなりの覚悟が必要になります。
 
照射後も冷却するのですが、痛さがいつまでも残ることがあります。

 

照射後の肌ケア

強いレーザーを当てると一時的にやけどのような状態になるので、皮膚に赤みや内出血が起こることがあります。それ故、施術直後は人に見られると「大丈夫?」という顔をされるかもしれません。
 
化粧などで隠すという方法もありそうですが、施術後は感染症などの危険性があるために少なくとも2週間は化粧はできないので隠すこともできません。よって、その辺も加味して施術を受ける日程を決める必要があります。

 

毛細血管拡張症のレーザー治療を行っている場所

基本的にはレーザー治療を行っているのは専門の医師がいる病院又はクリニックです。保険適応の対象にもなるので、費用面や安全面を考えると医師に治療をしてもらった方が間違いありません。
 
しかし、近くに専門の病院がない、行く時間がないといった場合には、スキンケア専門のエステなどでもレーザー治療を行うことができます。こちらはレーザーの強さが制限されていることや、トラブルなどが起こった時に対応出来ないケースがあること、保険適応にならないなどのデメリットがあるので、これらを承知した上で利用するようにします。