肌のシミやくすみは毛細血管が原因
肌がくすんでいませんか?
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まずは「肌のくすみ」セルフチェック
以下の質問に、1つでもチェックが付いたらくすみ肌かもしれません。
- 肌の透明感が落ちた
- 顔の色が赤黒い
- 顔の色が赤黒い
- 顔の色が黄色っぽい、茶色っぽい
- 顔の色が血色悪く、青い
- カサカサしている
- 皮脂でテカっている
- シミやそばかすが増えた
- 顔がむくむ
- 毛穴が開いている
- <目のまわりにクマやくすみがある/li>
肌のトラブルは原因は明確
若いころはほとんど気にならなかったのに、年齢と共に肌のくすみが気になる、シミが出てきた気がするという声をよく聞きます。肌のくすみやシミは、他人から見ると気にするほどでない場合でも、ご自身はとても気になるというケースが多いのではないでしょうか。
朝、起き抜けの顔がどんよりとくすんで見えるだけで、一日が憂鬱になってしまいます。普段通りのファンデーションの塗り方をしているのに、シミが透けて見えていると何となく自信がなくなってしまうものだと思います。それでは、肌のくすみやシミはなぜできるのでしょうか。
でも、肌のくすみの原因は様々
肌がくすんで見える原因は様々です。例えば化粧がしっかり落ちていないことで、化粧汚れや皮脂などが肌に溜まるパターン。肌表面が乾燥して、皮膚のバリア機能が落ちてしまっているパターン。
小鼻の横や額の毛穴が開いて、そこに汚れがたまるパターン。加齢により肌の表面に余分な角質がたまり、うす茶色になるパターンなどがあります。
また疲れやストレス、女性ホルモンの異常、生活習慣の乱れも考えられます。どの原因も発端は違いますが、肌がダメージを受けて、肌の下にある毛細血管の働きが悪くなることで血行不良が起こるという結果になります。
血行不良になると栄養を吸収、老廃物の排出が難しくなり、くすみができてしまうということになります。
また肌のシミの原因は?
くすみが顔全体にできるものというイメージがありますが、シミは顔のある一部分に濃くできます。シミもくすみとほぼ同じ原因でできますが、シミは紫外線を多く浴びることでできると思っている方も多いでしょう。
たしかに、肌が紫外線を浴びると活性酸素が発生し、シミの原因となるメラニン色素が生まれます。そのメラニン色素が肌の中に残り沈着するとシミになります。
血液の新陳代謝がうまく働いていると沈着することは少ないのです。シミの原因は日焼けによる紫外線ではなく、活性酸素なのです。活性酸素が働くと紫外線を浴びていなくてもシミが発生することもあります。
シミの発生を抑えるには、紫外線を浴び過ぎないこと、活性酸素の発生を抑えることが大切になります。
では、活性酸素を増やさないようにするにはどうしたらいいのでしょうか?活性酸素はストレスや食生活、運動不足、女性ホルモンのバランス崩れ、疲れなどが原因で発生します。
日々の生活習慣に気を使うこと、暴飲暴食をしない、睡眠を良くとる、ストレス解消をすることが改善方法になります。
毛細血管を修復して、活性酸素を減らせば、肌に透明感が生まれ美肌へとつながっていくのです。
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簡単なくすみケア
くすみの原因が血行不良の場合は、簡単なマッサージでも改善することができます。
肌のくすみに大事なのは、毛細血管を健康にすること
簡単なくすみケアをご紹介しましたが、根本的に大事なことは毛細血管を健康にすることです。毛細血管が健康であれば、酸素や栄養が体のすみずみまで行きわたり、老廃物も流れていきます。美肌にもつながっていきます。
では、毛細血管について詳しく見ていきましょう。
肌に多い毛細血管ってなに?
毛細血管は酸素と栄養を体のすみずみまで送り届ける働きを持っています。さらに老廃物を回収してくれる働きもあります。肌に栄養や酸素が届かなければ、シミやくすみの原因となります。
毛細血管が減れば肌の栄養も減る
肌の新陳代謝が下がると、古い角質や老廃物を排出する力が弱まるだけでなく、肌の生まれ変わりに必要な栄養素を受け取ることもできません。
身体の中でも、顔は非常にたくさんの毛細血管があります。その毛細血管の一本一本が健康で、血流の良い状態が保てていれば、肌がくすんだり、シミができる可能性は低くなります。
しみの原因はメラニンだけじゃない
くすみは顔全体に発生するもの、シミは部分的に濃く発生するものといった違いについては先述の通りですが、シミの原因についてもう少し掘り下げてみたいと思います。
くすみとシミ、4つの大きな原因は変わりませんが、一般的に「シミの原因は日焼け」と捉えている方が多いかと思います。確かに、シミが発生する大きな原因としてメラニン色素の沈着があります。
肌は紫外線を浴びると細胞内で活性酸素が発生し、メラノサイトという細胞が活性酸素に反応しメラニン色素を作り出します。そのメラニン色素が肌の中に残り沈着した場合に、シミという形で表面化します。
そのため、シミの発生を防ぐためには紫外線を浴び過ぎないということの他、肌を傷つけないこと、活性酸素の過剰な発生を抑えること、といった2点に気を付ける必要があります。
毛細血管を修復して、活性酸素を減らしていけば確実に美肌と透き通るような綺麗な肌を手に入れることができるのです。
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肌のくすみの最大の原因は毛細血管のゴースト化!?
そうすると毛細血管は最後なくなって消失してしまいます。これを毛細血管のゴースト化といいます。最近の研究では、20代の人に比べて60~70代の人は毛細血管が4割も減少していることがわかっています。
ゴースト化すると肌に影響が出てきます。シミ、たるみ、くすみといった肌トラブルが発生します。いかに毛細血管を減らさないようにするかが大切になります。
毛細血管の数を減らさないために
これは糖とたんぱく質が加熱されてできます。動物性脂肪の多い食品に多いです。例えばステーキ、から揚げ、かつ丼などです。調理する過程でAGEの含有量が変わってきます。
生→煮る・蒸す→炒める・焼く→揚げるの順番でAGEの含有量が多くなります。
肌のくすみ除去のために、毛細血管を増やすメリット
では、逆に毛細血管を増やすことでどんなメリットがあるのでしょうか。
アンチエイジング
ダイエット
冷え性を改善
育毛効果
肌のくすみを減らす、毛細血管を健康に保つために
毛細血管の減少を食い止めたい、復活させたい。そのためには血流を増やすことが大切です。毛細血管は加齢とともに細胞同士の接着がゆるくなってしまいます。すると血液が途中で漏れてしまい、毛細血管の劣化につながります。しかし、日頃から十分な血流があれば細胞がお互いに接着しあい、血液の漏れを防いで健康な毛細血管が生まれます。では、血流を増やすためにできることはなんでしょうか。
その場でスキップ運動
第2の心臓と呼ばれているふくらはぎのポンプ機能に着目します。スキップすることでポンプ機能を高め、足の下の方から血液を戻す力を強くすることができます。スキップの方法は、両方の手足をしっかりと上げて20回繰り返します。それを朝昼晩と1日3回行うのがよいでしょう。特にデスクワークで座っていることが多い人は、夕方に血液が下に溜まってしまいます。そこで朝昼晩に分けてすることで血流の良い状態を保つことが大切になります。
有酸素運動
ゆったりとしたジョギング、水泳、ウォーキングなど、息が切れないくらいのペースでゆっくりと長く続けるのがおすすめです。酸素を取り入れながらする運動ですので、体のすみずみまで酸素が行きわたり、毛細血管を強くすることにつながります。
お風呂に浸かる
シャワーをさっと浴びるだけではなく、浴槽にしっかりと浸かりましょう。血行を良くする効果はもちろん、リラックス効果や冷え性の改善、疲労回復にもつながります。
静脈マッサージ
心臓に戻りにくくなっている血液を心臓に戻してあげるマッサージがあります。やり方はまず足先を良く揉み、温まったら足首からひざ下まで下から上に向かってマッサージします。今度はひざ下からももの付け根までをマッサージ。次に手の指先から手のひらを揉み、手首から肘、脇の下にかけてマッサージします。体の末端から体の中心に向かってマッサージするイメージを持つとやりやすいです。
青竹踏み
筋トレや走ることがニガテな人は、青竹踏みはいかがでしょうか。足の裏には毛細血管がたくさんあります。足つぼマッサージというだけあって、内臓にもいい影響があります。足の裏の刺激で血行が良くなります。
肌のくすみを減らす、毛細血管を増やす食品
玉ねぎ
玉ねぎに含まれるセレン、ケルセチン、アリシンという物質が酸化LDL(毛細血管の壁に傷を着けて、破裂させる原因)を作らないようにする働きがあります。また、玉ねぎを切る時に涙が出る原因である硫酸アリルは、血管にたまった脂を流したり、血小板の凝固を防ぐ働きがあります。
豚肉
豚肉の脂質部分にはオレイン酸と呼ばれる高い抗酸化作用のある物質が含まれています。活性酸素を減らし、毛細血管を強くする働きがあります。
トマト
ビタミンC・E、カロテノイド、リコピンを含み、酸化LDLが作られないように防ぎます。またビタミンB6は血液をサラサラにする作用もあります。
青魚
サバ、イワシ、サンマといった青魚にはビタミンEが含まれており、活性酸素を減らす効果があります。DHAとEPAも、血管の脂肪やコレステロール値を下げて血管の流れを良くする働きがあります。
納豆
大豆たんぱくが酸化LDLの発生を防ぎます。また、ナットウキナーゼという成分により血栓を溶かすことができ、血流が良くなります。
緑茶
緑茶に含まれるポリフェノールが酸化LDLの発生を防ぎます。カテキンも毛細血管の弾力性を高めて健康を維持します。
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肌のくすみを減らすには Tie2(タイツー)が救世主!?
Tie2とアンジオポエチン-1
Tie2は壁細胞から分泌されるアンジオポエチン-1により活性化されます。このTie2の働きが活発になると血管が守られて老化を防ぐことになります。もちろんTie2だけではなくアンジオポエチン-1も必要になります。このふたつが結合することで、細胞組織が活発化します。そして血管自体を健康にするのです。
Tie2による効果
シワ、くすみ、むくみの予防、ダイエット、中性脂肪の回収、育毛、メタボ予防、他にも多くの病気の改善につながる可能性があります。
Tie2を活性化させるヒハツ
ヒハツの効果
ヒハツ以外にTie2が含まれる食品
シナモン
シナモンもTie2が多い食品です。シナモンは古くから漢方薬としても使用され、胃腸薬や鎮痛剤として使われてきました。シナモンに含まれるケイ皮アルデヒドという成分がTie2を活性化させます。料理や飲み物にさっとかけるだけなので手軽な食材です。
透明感のある明るい肌を手に入れる
具体的な症状の異なる「くすみ」と「シミ」ですが、どちらも出来るだけなりたくない肌の状態ではないでしょうか。くすみは、基本的に顔の血流を良くしてあげれば短い時間で改善できる症状といえます。
しかし、シミができても諦めてはいけません。時間がかかるとはいえ、シミもくすみ同様に改善できる症状です。メラニン色素を抑える効果が期待されるビタミンCを積極的に摂るなどの他、身体に負担の少ない生活を心がけ、女性ホルモンの分泌バランスを整える努力をするだけで、症状がずいぶん良くなることが期待できます。
★★★重要なのはこの2つ★★★
- 「活性酸素を減らす!」
- 「毛細血管を再生させる!」
そして、シミ対策を続けることがくすみの予防にもつながるともいえるのです。透明感のある明るい肌を持っているだけで、人は輝いて見えます。そういった状態をキープできるよう、日々の生活から気を付けていきましょう。
毛細血管を健康に保って、美肌になろう
いかがでしたか?肌のくすみの原因という観点から、毛細血管を健康に保つことの重要性をご紹介しました。毛細血管を健康にすることで、お肌だけでなく、ダイエットや病気の予防、冷え性の改善、アンチエイジングなど様々な効果が期待できます。手軽にできる運動から、毛細血管に良いとされる食品までご自身でできることから取り組んでみてくださいね。